はじめに
こんにちは。ともなりです。
「リボ払い」にどんなイメージがありますか?
あまり良くないイメージがある人もいるでしょうし、何となく理解している方もいるかもしれません。
金融機関が提供するサービスなので、何等かお金に関するサービスで、利用料を払うというのが、仕組みになるのでしょう。
お金に関して、何も理解せずサービスを使うのはリスク高すぎです。
使う使わないをちゃんと正しく理解して判断していきましょう。
ちなみに僕は、何年かリボ払いを続けていました。最終的には解消してしまいましたが、リボ払いを肌で体験しています。なので、利用者目線で説明できると思います。併せて専門家に聞いておくと理解度がさらに上がり、マネーリテラシーも上がると思います。
リボ払いとは
これは、「金融機関」が説明している仕組みです。
なので、サービスの提供側が説明するものです。「金融機関」、クレジット会社ですが、なんでこのような説明をしているのか、ちゃんと理解して読みましょう。
リボ払いとは
「利用した金額や回数に限らず、毎月一定額を返却していくもの」と説明しています。
また、返却イメージは一定額+手数料を払うイメージです。また、リボ払い中にさらにリボ払いはでき、残高の分、期間が伸びます。
マネーリテラシーの向上を意識した動画やSNSをみるとリボ払いはするな!と言っていますが、なぜダメなのか説明できれば、リボ払いの理解が進むと思います。
インフルエンサーが言っていたから、専門家が言っていたから。それはやめましょう!
「リボ払いとはリボルビング払いのことだよ!」、「借金なのさ」と言って満足しないようにお願いします。
キーワードを使わず説明しているので、わかりづらいですが、リボ払いとは担保のない借金です。買い物を通して借金をしていますが、買ったものは購入者のもので、金融機関のものではありません。
住宅ローンは、住宅自体は金融機関が抵当権を押さえているので、実体は購入者のものになっていません。返済し終わったら購入者のものになります。住宅を担保としてお金を借りています。
なので、前提として、リボ払いとは無担保の借金ということです。
いくつかシミュレーションをしてみます。
まずは、手数料が0の場合。こんなことは大幅なマイナス金利でないと金融機関は損をしてしまいますので、なかなかあり得ないですが試してみます。
ちょっと複雑な残高スライド方式にしてみました。
この例では
10万円以内・・・1万円
10万円~20万円・・・2万円
あとは10万円増えるごとに1万円ずつ返済額がスライドすることとします。
手数料がない場合
縦軸は残高です。100万円からの返済です。横軸は、毎月の返済の回数です。なお残高スライド方式で返すと37回で返済完了です。
お次は手数料が5%の場合です。
手数料が5%の場合
返済がトータル40か月かかるようになります。
最後はよくありそうな手数料が15%の場合です。
手数料15%の場合
完済し終わるまでに44回かかります。
また、トータルで1156525円返済する必要があります。15万円以上の手数料を多く払う必要があります。
1年後まとめて100万円返すのと同じくらいの手数料ですね。
手数料は毎月の残高に対して、年利15%を月あたりで12を割った値を手数料としています。
結論ですが、リボ払いという払い方の問題ではなく、他のローンと同じ、手数料の高さですね。しかし、貸す側の金融機関にとっては、無担保である以上、完全な貸し倒れになることを考えるとそのようなリスクへの保険と考えると安くはできなさそうです。
結局、少なくとも僕は今後は手数料が高い限りリボ払いはしないということです。
リボ払いから抜け出したころの話
リボ払いにはまってしまっていたころ、抜け出すため、「リボ払いを一括払いにする」をすることで、新たなリボ払いをなくす方法をとりました。
しかし、一括にすると月の返済額が大きくなり、なかなか返済が進みません。また、一部をリボ払いにして支払い金額を調整してしまいます。
次に取ったのは、節約とボーナスはすべてリボの返済に充てる。です。
書くの簡単ですが、節約は難しいです。
僕が取ったのは可視化です。おおざっぱに、何の費用がどのくらいかかっているかを月単位で可視化しました。いわゆる家計簿の簡単なやつです。これまでの結果と予定です。
複雑だと続かないので、エクセルで簡単に作りました。後は、月別のざっくり予算も作りました。
すると、明らかに使っていないサービスなどの定額利用料に払っていたりと無駄と思われる支出が見えてきます。
そうすると改善するのは簡単です。
後は、まとまったお金をリボ払いに支払うことで、残高が一気に減ることに喜びを感じてしまいます。
また、今回は残高スライド方式なので、常に同額を返すと、元金の返却スピードが高まります。
何とか、リボ払いの日々から解放されました。当時は、本当に大変でリボ残高がなくなるまでは心に余裕はなかったです。
リボ払いはある側面では、役に立つものかもしれません。ただ、手数料が高いので、よく考えて使わないと、大変なことになってしまいます。
理解して使う、使わないを判断しましょう。